ビリヤードのすすめ ~フォーム編~

皆さま、「ビリヤード」やったことありますか?当方は休日専らビリヤードに勤しんでおります。「一人で出来て、やりこみ要素があり、雨の日でも出来るもの」を論理的に考えた結果、ビリヤードとなりました。

本稿では、「始めてビリヤードをやる方」向けに、キュー (白球を撞く棒) を用いて、どんな感じで撞くのか (フォーム) について、「スタンス」「グリップ」「ブリッジ」の3つの観点から整理します。(右利きの方が撞く前提で記載します)

スタンス

手順としては、以下の通りです。

①まず「撞く方向」と「手球を撞く位置 (撞点) 」を決めます。後は狙った方向と撞点を撞くことだけを考えて、フォームに入ります。

②撞く方向にキューを向けて、そのキューの真下に右足の土踏まずがくるように、右足を進行方向に対して45度くらいに開いておきます。

③自然に左足を肩幅くらいに開いた状態が基本スタンスになります。

④そこから「お辞儀をする」イメージで前傾姿勢になりますが、重心の位置を少し右足側の股関節付近に置くのが個人的なトレンドです。 (重心については当方も悩んでいるため、特出しして記事にするかもしれません)

グリップ

腕をだらんと真下におろした状態で、キューを上から自然に握ったのが基本グリップになります。肘を支点にキューを振るため、力を入れずに持つことがポイントです。

親指と人差し指の間にある水かきを触ってみて、「なんとなくここに当たると気持ちいいな」と感じる位置を真上にすると個人的に良い感じです。

ブリッジ

逆手 (右利きの場合、左手) はキューを支える為に「ブリッジ」を作りますが、通常用いるブリッジには「スタンダードブリッジ」と「オープンブリッジ」があります。いずれも逆手を伸ばした状態で、手球から15~20cm離れた場所に置くことがポイントです。

他にも「レールブリッジ」や「フィンガーチップブリッジ」、「メカニカルブリッジ」等がありますが、本稿では説明を割愛します。

スタンダードブリッジ

① 逆手の平の側面を置き、薬指・中指を可能な限り開いた上で置きます。

② 中指の第二関節に人差し指の先を置きます。(人差し指でわっかができるため、そこにキューを通します。)

③ 人差し指が外れないよう、親指で支えたら完成です。

オープンブリッジ

① 手の平を地面に置いた状態から、少しだけ拳の部分を上げるように、手の平をくの字にします。

② 親指を人差し指につけます。(親指と人差し指で「Vの字」ができるため、そこにキューを置きます。)

最後に

本稿ではビリヤードを始めるにあたっての基本フォームについて整理しました。

ビリヤードは、一番の基本である「真っ直ぐ撞いて真っ直ぐの球を入れる」ことがそもそも難しく、初めての方にとっては何が正解かも分からず、始めづらいと思います。(C級の私も常に自分なりのフォームの理想像を探している状態です。。)

しかしながら、文字や画像では中々分からないのが実情だと思いますので、ビリヤード場に行って「上手い人に教えてもらう」、又は「上手い人の真似をする」のが一番良いと思います。

最初は上手い人しかいないのでは。。としり込みする気持ちは痛いほど分かるのですが、是非玉撞き廃人うごめくビリヤード場に行ってみてくださいね!!