リモートワークを快適に行うために意識すべき7つのこと

COVID-19(新型コロナウイルス)の流行に伴って、2020年3月以降、急速にリモートワークが導入されるようになりました。実際にリモートワークで1か月等、まとまった期間を過ごす中で、様々な課題や悩みを感じている方は多いはず。

かくいう当方も、ここ最近は専らリモートワークになっており、思うことがあったので、この機会に整理してみることにしました。

リモートワークをやってみて感じること

大きく2つあり、「仕事と私生活との境界線が曖昧になる」ことと、「疲労やストレスが溜まりやすい」ことが挙げられます。それぞれの詳細を補足した後、それらを踏まえて意識すべき7つのことを整理します。

仕事と私生活との境界線が曖昧になる

物理的にオフィスと家が離れている場合であれば、基本的に「仕事を完全に終わらせてから家に帰る」流れになります。

しかし、リモートワークの場合、仕事場と私生活の場が物理的に一緒になるため、「一区切りついたから後1つは晩御飯を食べてからやろう」といったように、公私の境界線が曖昧になりがちだと感じます。

疲労やストレスが溜まりやすい

少なくとも我が家は仕事のために最適化された場ではないため、ネットワークの速度や座る場所、モニターの有無等、ちょっとした気になる点が数多く存在します。環境的に肩こりや腰痛が発生しやすく、疲れやすさを感じます。

また、これまでであれば一緒に仕事をしている人の顔が常に見え、何かあればすぐに相談し、辛いことがあれば雑談する、といったことができていましたが、リモートワークになると中々上手くいかないです。

意識すべき7つのこと

① 朝のルーティンを作る(服を着替える等)

クライアントとの打合せがない場合等は、特段着替えなくても問題ないかもしれませんが、「仕事モード」に切り替えるためには、いつもの仕事着に着替えるのがいいと思います。

それ以外にも、通勤の際に聞いている音楽を聴く、毎朝飲んでいたドリンクを飲む等、リモートワークのための新たなルーティンを作り出すことが重要と感じます。

② ToDoリスト(完了条件)を明確にする

家での仕事はどこまででも出来るからこそ、「今日何を終わらせることができれば業務を終了してもいいか」を明確に定義することが必要です。

そして、元々定義した内容が完了したら、スパッとやめることを徹底することが重要です。

③ ストレッチを定期的に行う

これまでのような、ちゃんとした机・椅子が揃った状態で仕事ができない場合は特に、首回りや肩、腰の定期的なストレッチを行うことも重要です。無意識のうちに無理な姿勢で仕事をしている可能性があります。

Youtubeには数分で出来るストレッチがたくさん挙げられていますので、お気に入りを見つけるのがおススメです。

④ 日光を浴びる

室内にいることが多くなるため、意識的に行動しないと、日光を浴びる機会が殆どなくなるかと思います。

ただ、日の光を浴びないと思った以上に気分が落ち込みやすくなります。朝カーテンを開ける、お昼時に外に出る等、少しでもいいので日の光を浴びる工夫をするのがいいと思います。

⑤ 外に出て散歩する

これは④の日光を浴びることとも関連しますが、こちらは定期的に身体を動かしましょうということです。

パソコン作業が中心の方は、近距離を見ることが中心になりがちです。物理的制約のある室内で、近距離のPC画面ばかりを見ていると、身体も固まりますし、気分も落ち込みますよね。

外に出て遠くを見ながら散歩すると、意外と運動になって気分が晴れます。

⑥ これまで以上に水分補給を意識する

水分不足は、集中力が持続しない隠れた要因だと個人的には感じているのですが、家にいると空調等を自分で調節できることから、水分補給を忘れてしまいがちです。

意識的に飲み物を置いておいて、決めた量を飲む等、無意識に水分不足にならないようにする工夫が重要だと思います。

⑦ 定期的に雑談する機会・手段を設ける

辛いときは誰にでもあるもの。顔を合わせて仕事をしていた時は、一緒に仕事をする仲間の顔も見えて、頑張ろうという気になるとともに、発散できていたことも貯め込みがちになります。

ただ、ストレスに伴う精神的な疲れは、仕事のパフォーマンスに直結します。

社内チャット等、雑談できる環境を整えた上で、辛いときはコミュニケーションを取ってみてください。意外と周りも同じようなストレスを抱えていて、安心することがあると思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。科学的根拠があるものではないですが、経験的に感じたことをまとめてみました。

他にも「こんな工夫をしているよ!」といったことがあるなら、是非コメント等でご共有していただけると幸いです。

そして、様々な困難な状況下に置かれている方も多いかなと思います。本稿がリモートワークを行っている方々の一助となれば嬉しいです。